概要
(追記、2018年11月に書き直しました)
みなさんこんにちはcandleです。
今回はターミナルに色を付けていきます。
ターミナルってデフォルトだと色と表示に迫力がありません。白地に黒文字ってテキストエディタじゃあないんだからって思います。
Solarizedというのは色のテーマの名前です。色を自分でつけるのは言ふても大変なので、先のプログラマーが作ってくれた設定ファイルをもとに色を付けます。
前提
- Homebrewが入っている
準備
導入する準備をします。
ターミナルの設定画面を開いてください。
これで準備完了です。
Solarizedをダウンロードする
下のサイトに移動します。
下の方にスクロールで移動して、「Click Here To Download Latest Version」を押してSolarizedの最新版をダウンロードします
zipファイルを解凍します。
Solarizedのターミナルテーマをターミナルに読み込む
Solarizedを好きなディレクトリにダウンロードディレクトリから移しておきましょう。
私はホームディレクトリに「bash_dir」というディレクトリを作りました。
もしよければ、ホームディレクトリにbash_dirというディレクトリを作ってそこにSolarizedディレクトリを移してください。
solarizedディレクトリの中のosx-terminal.app-colors-solarizedディレクトリにxterm-256colorというディレクトリがあります。その中に
Solarized Dark xterm-256color.terminalがあります。これを使います。
solarized > osx-terminal.app-colors-solarized > xterm-256color > Solarized Dark xterm-256color.terminal
ターミナルの環境設定を開き、「設定」タブのを選び、左のメニューから歯車を押してドロップダウンメニューを開きます。その中の「読み込む」を選択します。
先ほど確認したSolarized Dark xterm-256color.terminalを選びましょう。
solarized > osx-terminal.app-colors-solarized > xterm-256color > Solarized Dark xterm-256color.terminal
設定画面でSolarized Darkを選択して「デフォルト」を押します。
これで次からSolarizedのテーマでターミナルが起動します。
この設定だけだと、まだなにも色がついていないままです。
glsをインストール
unixコマンドでディレクトリの中身を確認するのはlsですが、Solarizedではglsを別途にインストールしないとうまく色が表示されません。
homebrewを使えば簡単にインストールできるのでやってみましょう。
下のコマンドをうちます。
brew install coreutils
インストールできたらglsと打ってみましょう。ディレクトリの中身が表示されればインストールはできています。
gls
ただ、このままでは色はつきません。一応--color=auto
を引数に与えると色はつくのですが、Solarizedの色にはなりません。
glsをlsで使えるようにaliasでひもづけておきます。
ホームディレクトリの~/.bash_profile
を開いてください。
.bash_profileに次のように書き込みます。
alias ls='/usr/local/bin/gls --color=auto'
書いたら保存しましょう。
dircolors-solarizedをダウンロード
これはディレクトリやファイルの色を付けてくれる設定フィアルです。下のURLに移動しましょう。
zipファイルをダウンロードします。
zipを解凍して、~/bash_dir
フォルダに移動します。
dircolors-solarized-masterには次のようなファイルがあり、その中の「dircolors.ansi-universal」というのがあります。これを使います。
ホームディレクトリの.bash_profileを開いて、gdircolorsのフルパスと dircolors.ansi-universalのパスを入れます。
eval $(/usr/local/bin/gdircolors dircolors.ansi-universalのパス)
私の場合はホームディレクトリのbash_dirの中のSolarizedのdircolors-solarized-masterの中にdircolors.ansi-universalがあるので
eval $(/usr/local/bin/gdircolors /Users/candle/bash_dir/dircolors-solarized-master/dircolors.ansi-universal)
になります。
.bash_profileを保存して、一度ターミナルを閉じてから再度立ち上げましょう。
lsで中身に色がついていれば成功です。
まとめ
質問や意見があったらコメント欄にお願いします。
おつかれさまです。
ターミナルに奇麗な色をSolarizedで付ける(一般的な方法)を見て設定をためしたのですが、設定後「ls」を実行したら、
「‘/usr/local/Cellar/coreutils/8.25/bin/gls: No such file or directory」
となってしまいます。
原因は、glsのインストールだと考えています。
glsインストールは、homebrewを使用し、インストール先は、「/usr/local/Cellar/coreutils/8.25/bin/gls」です。
また、.bash_profileには、以下のように記載し保存しました。
「alias ls=‘/usr/local/Cellar/coreutils/8.25/bin/gls —color=auto’」
「eval $(/usr/local/bin/gdircolors /Users/nobuyaokada/setting/solarized/dircolors-solarized-master/dircolors.ansi-universal)」
どうしたらよいかまったくわかりません。
もしよろしければ、ご教示いただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。
which gls
で一度コマンドの場所を探してみて、パスを確認します。
私の場合もhomebrewで入れたのですが、glsのパスは
/usr/local/bin/gls
を参照していました。
あと、aliasの書き方でglsのcolorオプションの指定はハイフン2つです。
> alias ls=‘/usr/local/Cellar/coreutils/8.25/bin/gls —color=auto’
alias ls=’/usr/local/bin/gls –color=auto