概要
皆さんこんにちはcandleです。今回は前回に引き続き、ターミナルのプロンプトに関してです。
プロンプトのカスタマイズをやっていきましょう。今回も、この本から抜粋します。
プロンプトで使用できる設定用特殊文字
プロンプトでは特殊な文字列を使用して、プロンプトの表示を自由にカスタマイズできます。例えば、現在いるディレクトリの名前を表示したり、ユーザ名を表示したりできます。
一覧は以下の様になっています。
値 | 意味 |
---|---|
\w | 作業ディレクトリ |
\W | ホームディレクトリを~で表した場合の作業ディレクトリ |
\! | コマンド履歴の番号 |
\H | 完全なホスト名 |
\h | 最初のピリオド記号までのホスト名 |
\@ | 12時間(a.m/p.m)表示形式の時刻 |
\A | 24時間表示形式の時刻 |
\u | ユーザー名 |
\$ | ユーザー識別番号が「0」でルートを示したら#をそれ以外は$記号を表示 |
これらは次の様にターミナルに打ち込むことで適用できます。
PS1="\w"
プロンプトの事例
ジョークプロンプト
古い文献にはこれがジョークか何かでこれが人気らしいです。
PS1="Yes, Master? "
らしいです。なんでこれが人気があるのかは不明です。
実用的なプロンプト
本に書いてあるのですが、
PS1="\W \! \$ "
というのが便利らしいです。これは作業ディレクトリとコマンドの履歴番号、ユーザー識別表示が同時に表示されます。
個人的に好きな設定
私は作業ディレクトリが見れればそれでよいので、次のようなシンプルなプロンプトで表示しています。
PS1="\W $ "
設定の保存
設定を保存したい場合はホームディレクトリの.bash_profileに下の様に書き込みましょう。
export PS1="好きな設定"
私の場合は
export PS1="\W $ "
で保存されています。
まとめ
Mavericksではプロンプトの表示が割とシンプルになったので、画面の端まで文字で埋まる事も少なくなりました。でも、自分にあった設定で使えるとよいですよね。