概要
みなさんこんにちはcandleです。今回はfluentdサーバをcentos上に構築したいと思います。
fluentdサーバといえば、railsやphpと連帯して、ユーザーのサービスサイト内での行動やデータを取得して、ストレージに集めるものです。
fluentdはやり方によっては、今話題のビックデータとかのデータを集めることができます。
fluentdとはdが付くだけあってサーバの仲間です。memcachedとかhttpdとかmysqldとかそのたぐいのものです。
前提
CentOSが自由に動かせる環境が整っている
gemがインストールされている
fluentdをインストールする
fluentdをインストールします。
gem install fluentd --no-ri --no-rdoc
fluentdをインストールする時に同時に他のパッケージも入れるので、時間がかかります。
fluentdの設定ファイルを作る
インストールできたのでコマンドを打ってみましょう。
fluentd
たぶん、エラーがでます。
fluentdはデフォルトで/etc/fluent/fluent.confの設定ファイルを参照しようとしますが、自分で作成しないと設定ファイルはありません。
Not Foundが出てきます。
設定ファイルはコマンドで簡単に作れるので、試しに、/etc/fluent/fluent.confに作ってみましょう。
etcに移動してfluentフォルダを作ります。
cd /etc/ sudo mkdir fluent
fluentフォルダの権限を変更します。
sudo chown root:ユーザー名 fluent/ sudo chmod 775 fluent/
ユーザー名のところは私の場合ですと今はvagrantの環境でやっているのでvagrantになります。
fluentフォルダに移動して、fluentdコマンドで設定ファイルを作ります。
cd fluent fluentd --setup ./
fluent.confが作成で来たでしょうか
コマンドから起動する
では簡単にコマンドからfluentdを起動して、データを投げてみましょう。
何処のフォルダの中でも良いので、下のコマンドでfluentdがちゃんと起動するか見てみましょう。ちなみ、このコマンドでfluentdが参照している設定ファイルは先ほど作った/etc/fluent/fluent.confになります。vvオプションはfluentのデータのインプット・アウトプットを表示するというものです。
fluentd -vv
fluentdがスタンバイ状態に成ると思います。
これを止める時は「ctrl+c」で止まります。
別のウィンドウを開いて、fluentdに対して、データを投げてみましょう。
echo '{"first":"hello"}' | fluent-cat debug.test
どうです、fluentdに送られたでしょうか?
下の図を見ると分かるように、送られています
確認できました。
止め方は先ほど書いたように「ctrl+c」です。
まとめ
次回、fluentdサーバのdaemon toolsを使った自動起動をやってみたいと思います。