概要
みなさんこんにちはcandleです。今回はMacのフォントをbrew-cask-fontsを利用してインストールし管理する方法を紹介します。
macのフォントの管理は一般にFont Bookというアプリケーションを利用して管理します。確かにこれは便利といえば便利なのですが、インストールする手間は結構かかります。
そもそも、フォントの配布方法というのはオープンソース系ソフトウェアとは異なり、配布場所がGithubとは限らず、個人のサイトやDropBoxなど様々な場所に置かれています。なので、一概にフォントのインストールといっても個々のフォント毎に導入の手順が異なる事が多いのです。
一方で、プログラマーは大体が良い意味で面倒くさがりなので、こういったフォントのインストールは正直億劫になります。
そこで紹介したいのがbrew-cask-fontsです。これはbrewにtapすることで、任意のフォントをbrew経由でインストールし管理することができるようになるものです。やってみましょう。
前提
brewコマンドがインストールされている
cask-fontsをタップする
brewでフォントを管理する準備としてcask-fontsをタップする必要があります。cask-fontsはbrew公式が出しているものなので、わかりかし安心して使えます。
以下のコマンドを実行しましょう。
brew tap homebrew/cask-fonts
準備は以上です。
フォントを検索する
フォントの検索は簡単でbrewでソフトウェアを検索する時と同じ要領でできます。
試しにMiguフォントを検索してみましょう。
brew search migu
brew-cask-fontsで管理されているフォントは全てにfont-
という接頭辞がついています。
Miguフォントはいくつかありますが、オススメはMigu 1mフォントです。
フォントをインストールする
検索で探せたら次はそれをインストールしてみましょう。
以下のコマンドでインストールします。
brew cask install font-migu-1m
font bookで確認してみます。FontBookのアプリケーションを起動して、「すべてのフォント」から「Migu 1M」フォントを確認します。
ありますね。うまくいきました。
brewでインストールしたフォントを表示する
先ほども書いた様に、brew-cask-fontsで取り扱うフォントはfont-
の接頭辞が付いているので、以下のコマンドからインストールしたフォントの一覧を表示できます。
brew cask list | grep "font-"
フォントをアンインストールする
これも簡単で以下のコマンドでアンインストールできます。
brew cask uninstall font-migu-1m
まとめ
以上でbrew-cask-fontsを使ってフォントを管理する方法です。ざっくり調べた感じでは2018年11月には1180くらいのフォントが用意されているっぽいです。